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よりよい油圧配管のために覚えておきたい6つの継手選定方法

エンジニアの皆さんは、メンテナンスが簡単で油漏れをしない信頼性の高い油圧システムの設計を目指していますよね。そのために6つの基本的なテクニックをお教えします。

1) 出来る限り、方向調整が可能なストレートねじの継手を使いましょう。テーパねじのものを使うよりも利点があります。 

方向調整可能なストレートねじは:

  • 360°正確な位置決めができます
  • 継ぎ目で漏れません
  • シーラントやテープは要りません
  • 締めすぎによるボスの歪みやクラックをなくします
  • トルク管理ができて、もう一度継手が使えます​

Adjustable straight thread connections allow for  360 degree positioning.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

締め付け前に継手が360°の位置決めできる、調整可能なストレートねじ接続 

 

2) 方向調整可能なエルボまたはティーの継手が回りきらない場合は、スウィベルナットのストレートコネクタを使えば狭いスペースに対応できます。

スウィベル継手+ストレートコネクタの組み合わせで:

  • 継手自体を回転させなくても360°の位置調整ができます
  • 方向調整可能な継手とテーパーねじの継手よりも耐圧が高くできます
  • トルク管理ができて、もう一度継手が使えます
  • メンテナンスしやすい

Using a swivel nut fittings with a straight thread fitting will allow for connections in tight spaces.

 

 

 

 

 

ストレートコネクタとスイベルナット継手を使用すると、狭いスペースで組み立てることができます。

 

3) 方向調整可能な継手およびスウィベル継手+ストレートコネクタの組み合わせで、チューブラインを簡単に積み重ねることができ、同一平面に接近しているポートのクリアランスを確保できます。

A swivel end fittings with straight thread connector provides clearance above regular elbow

 

 

 

 

右のスウィベル継手+ストレートコネクタは、左の調整エルボの上に逃がすことができます

 

4)  異径のポートやチューブにはレデューサやエキスパンダを使いましょう。 

サイズを絞ったり、上げたりすることが目的ですが、接続箇所は最小になるように注意してください。


5) 異なるねじのポートに接続する必要があるときは、変換継手、アダプタを使いましょう。 

変換アダプタはもとの製造国によるポートの選択肢が限られているときに役立ちます。接続端部がホースやコネクタで終わっていて、お互いが異なる規格の場合は、変換アダプタで解消することができます。


6) 配管をすっきりさせたい、接続箇所を減らしたい場合、特別な継手、部品があります。 

下図のように、最小のスペースで2部品を接続するとき、例えば、F5OHAOは、SAEストレートねじ(ユニファイねじ)ニップルですが、片方は、方向固定で、片方は方向調整ができるアダプタです。

Use of a fitting that allows connection between a tight space.

 

 

 

 

 

継手の種類によっては、インチサイズの継手にメトリックサイズのチューブを合わせることができるメトリックスリーブがあります (シールロックOリングフェイスシール継手トリプルロック37°フレア継手) 

Metric sleeve adapts metric tube to standard inch fittings

 

 

 

 

 

チューブの配管をすっきりしたい場合、スペースを有効にできるロングエルボで積み重ねてみてください。

The use of a long elbow fitting stacked above a standard elbow provides clearance for ports that are relatively close.

 

 

 

 

 

パーカーは配管継手の様々なソリューションを提供しています。継手事業部のオリジナル情報(英文)はこちら

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お問合せ:

パーカー・ハネフィン日本株式会社 インサイドセールス&マーケティング

TEL: 03-6408-3901

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